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小さな話をタレ流す雑記ブログ

週に1度だけ営業?歴史ある湯治温泉『長者ヶ谷津温泉』のご紹介

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私はお風呂が大好きで、昔からよく銭湯や温泉に行きます。

 

最近流行りのスーパー銭湯健康ランドも良いのですが、どちらかといえば下町情緒あるれるような銭湯がお気に入り。といっても最近はめっきり減ってしまいましたね。

 

さて私の住む茨城県にも温泉が点在しており、いくつか足を運んでみました。

 

そんな中でも情報が少なく、かつ伝統のある温泉があるというので行ってみることに。

 

それが、茨城県ひたちなか市にある

 

『長者ヶ谷津温泉』

 

です。

 

この温泉はもともと旅館宿で、創業は嘉永5年(西暦1852年)という歴史ある湯宿。

 

今現在は日帰り温泉だけで、しかも

 

週1日だけ営業

 

という珍しい温泉なのです。

 

ということで、さっそく『湯レポ』したいと思います。

 

 

自然の中に佇む温泉

 

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場所は、ひたちなか市内の県道53号線から少し入ったところです。

 

大きな看板が立っているのですぐ分かると思うのですが、おかみさん曰く迷ってしまう人も多いのだとか。

 

私は迷うことなく辿り着くことが出来ましたが。

 

 

 

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小道に入ると歴史を感じさせる石碑のようなものを発見。こういうのいいですね、ワクワクします(笑)。

 

 

 

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さらに少し下り坂を進んでいくと建物が見えてきます。

 

写真の右手前にある建物はもともと旅館だったそうで、今はデイサービスとして利用されています。その裏側に浴場があります(青い看板が目印)。

 

写真左手奥の建物は民家です。こちらに住んでいるおかみさんに入泉料を払ってから入ります。

 

 

シンプルだけどキレイなお風呂

 

敷地に入っていくと『お風呂ですか?』とおかみさんが出てきてくれました。

 

可愛らしい感じの方で、気さくに色々な話をしてくれます。

 

ここで先にお金を払うのですが、脱衣所には鍵などついてませんので入泉料以外のお金や貴重品は車の中に置いていった方が良いでしょう。

 

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建物裏の細い通路を進んで左側がお風呂になっています。

 

 

 

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お風呂の入り口。もちろん男湯と女湯は別です。

 

 

 

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脱衣所はいたってシンプル。右奥のロッカーに脱いだ服を入れます。

 

 

 

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ちなみに脱衣所の窓を開けるとこんな感じ。自然がいっぱいなのです。

 

 

 

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いざ、浴室へ。石畳で割と綺麗ですね。

 

 

 

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洗い場は水栓が3つあり、石鹸・ボディソープ・シャンプーが備わっています。

 

 

 

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浴槽は内湯が1つ。定員は4〜5名といったところでしょうか。こじんまりとしていますが、綺麗ですね。

 

入った時は私1人だったのですが、後から地元のおじいさんが来てお喋りしながらイイ湯をいただきました。

 

 

皮膚疾患に有効な温泉

 

温泉の湯は無色透明です。温度は40度前後でしょうか、出たり入ったりしながらのんびり浸かれる程度。

 

しかしビックリするぐらい汗が噴き出して、湯から上がってもしばらくは服を着れませんでした。芯から温まるのでしょうね。

 

ご一緒したおじいさんも、

 

「ここの温泉に入ると汗が止まらなくなるんだぁ」

 

と苦笑い。

 

しばらくは2人とも素っ裸のまま、脱衣所でくつろいでました。

 

 

 

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さて気になる温泉の効能ですが、看板にもあったように皮膚疾患に有効なのだとか。特にやけどやアトピーに効くそうです。

 

源泉を分けてもらいに訪れる人もいるほどで、やけど跡はキレイに治るそうですよ。それ以外にも神経痛や関節痛に良く効くと評判のようです。

 

ちなみに入り口の看板には『泉質:単純硫化水素泉』とありますが、脱衣所の温泉分析書によれば『含硫黄ーナトリウムー塩化物泉』と書かれています。

 

風呂上がりに少しおかみさんと話をしたのですが、ここの源泉は天候などによって色が変わるとのこと。『八色七変化の湯』と呼ばれているらしく、時には炭のように真っ黒になることもあるのだとか。

 

汲み上げた源泉を直接容器に入れて見せて頂いたのですが、ほんの少し色がついていて硫黄の匂いがしました。まさしく温泉という感じです。う〜む、効きそうですね。

 

おかみさんも大昔の事までは分からないようですが、おそらく湯治温泉として長く親しまれてきたのでしょう。

 

旅館をやめた後も温泉だけ営業を続けているのは、地元民の強い要望があったからだそうです。

 

お風呂でご一緒したおじいさんも「毎日やってるといいんだけどねぇ」と、週に1度の営業に少し残念そう。多くのファンが同じように感じているのかもしれません。

 

 

あとがき

 

実際に訪ねて思ったのですが、地元の人に大切にされてきた温泉なのだなという気がしました。

 

週に1度しか営業していないのでお客さんは多くないようですが、末長く営業を続けてほしいものです。

 

話は逸れますが、ここの温泉をネットで調べるとあまり多くの情報が出てきません。

 

しかも掲載されている写真が全く違うものだったり情報が古かったりと、いい加減な記事が多いのが気になりました。

 

そうしたこともあり今回取り上げさせて頂いたのですが、掲載するにあたって事前に許可を頂いております。

 

何卒ご理解頂き、記事や写真の無断転用はご遠慮くださるようお願い致します(リンクは構いません)。

 

 

■ 基本情報

・施設名:長者ヶ谷津温泉

・所在地:茨城県ひたちなか市大平1ー21ー10

・電話 :029ー274ー3811

・営業 :土曜日の9時〜16時(週1日)

・入浴料:500円

・駐車場:あり(無料)

 

 

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