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小さな話をタレ流す雑記ブログ

『ポケモンGo』を面白くないと思った私が、それでも画期的だと感じたこと。

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つい先日、自宅前をウロウロしている中学生ぐらいの男の子がいました。
 
i-Padを片手に、急に立ち止まってはその場で向きを変えたり、また歩き出したりと傍目に挙動不審な動き。しかもイヤホンをしながらタブレット画面に見入っており、周囲など全くお構いなしの様子。
 
プレイしたことがある人なら、すぐにピンと来るでしょう。今話題の『ポケモンGo』に夢中であろうことは、ゲーム音痴の私でも想像に難くありません。

 

かく言う私は同ゲームを試してみたものの、わずか1時間ほどで削除したという経歴の持ち主。残念ながら面白さが感じられませんでした。私の感性は、今の時代に即したものではなかったようです。

 
 

ポケモンGoはゲームなのか?

 
さてゲーム内容については今さら感があるので差し控えますが、私の正直な感想としては『ゲーム的要素が少ない』というのが本音。
 
ポケモンの世界観を現実へ持ち込んだ発想が画期的であることは認めますが、目的とか戦略性とか謎解きとか…そうした要素に欠ける気がします。ゲーム音痴な私が『何をか言わんや』かもしれませんが。
 
ただしネットを検索していると同様の声が挙がっていることも確かで、とある記事では『お散歩アプリ』と揶揄(やゆ)されていました。この表現には私も大いに賛成で、まさに散歩を目的としたものであるならば腑に落ちます。
 
いわば、散歩やウォーキングを楽しくするためのアプリとして優れているのかもしれません。ゲームではなく『お役立ちアプリ』と考えれば、了見の狭いことを云々言わずに済んだのでしょうか。
 
趣味嗜好は人それぞれなので別に構いませんが、果たしてなぜこれほど世間をお騒がせしているのか私には疑問です。しかし一方で『なるほど』と感心せざるをえない効果もあるようです。
 
 

ポケモンGoがもたらす『おでかけ』効果

 
さて昔と比べると、子供達が外で走り回る姿を見かけなくなりました。もっぱら屋内でカードゲームに興じていたり、はたまたテレビゲームやスマホゲームが多いようですね。
 
公園では『危険』という理由で遊具が次々と撤去されていますし、玩具屋が減っているのも一要因かもしれません。「最近の子供は〜」と昭和生まれさながらのオヤジセリフが飛び出しそうですが、話が逸れてしまうので以下略…。
 
そんな時代の流れに『ポケモンGo』は一石を投じているかもしれません。ゲームが配信されてから、スマホを片手にウロウロしている学生を屋外で見かけることが多くなりました。
 
以前は閑散としていた公園も、子供達が集まって楽しそうにワイワイしている姿がちらほら。またゲームの主人公よろしくリュックを背負って集団で歩いているなんて姿も。
 
ゲーム目的であることはさておき、外へ出て仲間と一緒に活動するという子供達の行動はよほど健全に見えます。何より健康的ですし、コミュニケーションツールとしての役割も担っています。
 
このように屋外へと連れ出してくれるゲームは今までになく、そうした意味で画期的であることは疑う余地がありません。
 
 
 

ポケモンGoが病気回復に効果?

 
ネガティブな報道が飛び交うなか、このポケモンGoが病気回復に一役買っているという記事を見かけました。それは『うつ病の改善に効果がある』というものです。
 
うつ病をはじめとするメンタルヘルスの不調は、行動を大きく制限することがあります。人との接触を避け、家のなかに閉じこもってしまったりするのです。
 
ところがポケモンGoに興じるうつ病患者が自発的に外出したり、ゲームを通じて仲間と触れ合うようになったりと予期せぬ効果を上げているのだとか。
 
実は、これには医学的な裏付けもあるようです。
 
まず外出することで日光を浴びると、神経物質である『セロトニン』の分泌を促します。精神疾患の原因としてセロトニンの減少が知られていますが、これを正常化する役割を果たすのです。
 
また日光を浴びることは睡眠障害にも効果があり、体内時計を正常に戻してくれます。同時に脳を覚醒させる手助けをしてくれるのですね。
 
そして他人と積極的にコミュニケーションをとることは、落ち込んだ気分の高揚を手助けてしくれます。これは自律神経の働きを整える(=交感神経と副交感神経のバランスを整える)ことに役立っています。
 
ゲームが病気を治療するなんて夢のような話ですが、医学的根拠を持っているとすれば信憑性がありそうです。
 
 

実店舗の集客ツールとして活用されている

 
話は変わりますが、このポケモンGo人気を利用して店の集客アップに成果を上げているところもあります。
 
大々的にコラボが発表されている企業としてはマクドナルドが有名ですよね。マック全店に『ポケストップ』や『ジム』を配置して、プレイヤーを呼び込もうというものです。
 
また企業タイアップとは別に、個人で工夫している例も。それはゲーム内の課金アイテム『ルアーモジュール』を利用して、ポケモンを出現しやすくすることで客を呼び込むという方法。
 
この課金アイテムを使用すると30分間だけポケモンが出現しやすくなり、それに釣られて周辺の人たちが店へと足を運んでくれるのだそうです。
 
ニューヨークのとあるレストランでは、この方法で75%もの売上アップに繋がったのだとか。こうなると、たかがゲームと侮れませんね。
 
 

あとがき

 
こうした副次的効果を生んでいることも人気に拍車をかけているようです。しかも報道されているニュースは『予期しなかった』ことばかり。
 
そう考えると、ゲームとして『面白い/面白くない』に関わらず画期的なアプリであるのも確かです。付け加えるなら、これらは国内だけではなく世界規模で起きている社会現象ですから。
 
少し話題も落ち着いてきたとはいえ、まだまだ未知の可能性を秘めていそうな『ポケモンGo』。時代錯誤の私が再度ダウンロードしようか否かと迷っている間にも、また新たな話題を提供してくれることでしょう。
 
ただし耳を疑うような事件・事故が起きていることも事実。願わくば、これ以上悲しいニュースが増えませんように。
 
 
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