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自己責任で。

小さな話をタレ流す雑記ブログ

サラリーマンにとって、『ポイント』の存在価値は大きい

副業 社会 お金

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生活していると、様々な場面で『ポイント』がもらえます。買い物・給油・クレジットカード利用など、とにかくポイントが付いてきます。
 
お小遣いに悩むサラリーマンにとって、これらのポイントは無視出来ない存在ではないでしょうか。
 
個人的にはその場で値引きしてくれたほうが良いとも思うのですが、厄介な事にこのポイントの存在価値が非常に大きくなりつつあります。 

 

ポイントを発行する理由

 
小売・サービス業を中心として広がったポイント制ですが、一つには『顧客の囲い込み』という目的で発行されたのがきっかけです。
 
次回の来店・利用を促進するために、ポイントを付与することで値引きに代わるサービスとして提供し、顧客固定化を図るという狙いですね。
 
商売において『値引き』というのは欠かせないサービスの一つだと思いますが、それだけでは単純に利益を減らしてしまうだけです。それでも固定客がついてくれれば良いのでしょうが、また次に利用してくれるという保証はありません。
 
ですからポイントを媒介として値引きを間接的に行う代わりにリピート客を増やすという工夫をしたわけです。
 
これは『薄利多売』という商いを維持する上での素晴らしい発明だと思います。
 
 

 ポイントが広がった背景

 
なぜこれほどポイント制が浸透したのかといえば、値引きに準ずるものとして『分かりやすい』から消費者に受け入れられたのでしょう。
 
単純に同じ値段の商品を購入するのであれば、ポイントが付いた方が○○円分おトクになる、というようにお金の価値に換算しやすいのです。それだけお得感がイメージしやすいというのが特徴ですね。
 
似て異なる物として『スタンプカード』というものがあります。
 
貯めることによって特定の値引きやサービスが受けられるものとして古くから商慣習のなかに取り入れられてきました。今現在でも個人経営の商店などでは見かけますよね。
 
しかしこれだと『お買い上げ○○円ごとにスタンプ1つで△△個貯まったら☆☆円分の値引き券として利用できます』という風に、お金の価値として換算するのがイメージしづらいのです。
 
 

 ポイントが他店でも使えるように

 
ポイント制が浸透してくると、そのポイントに利便性を付け加えるようになりました。
 
貯まったポイントを別の店でも使えるようにすることで、より生活に密着したものとして利用出来る場を広げたのです。
 
本屋で貯まったポイントをスーパーで利用したり、コンビニエンスストアで貯めたポイントで食事が出来たり等々。
 
消費者にとっては有難いことです。
 
同じポイントを利用出来るところでお金を払ったほうがトータルでお得になるのですから。
 
 
 

ポイントはお金に交換出来る?

 
こうして異業種までポイントを介して提携することで、よりポイントの利用価値が広がりました。当然ながらポイントそのものの価値も大きな物となっていきます。
 
それだけでは飽き足らず、現金に交換出来るポイントまで出始めました。
 
身近に浸透しているポイントサービスとして『Tポイント』がありますが、ジャパンネット銀行で現金に換えられるのをご存知でしょうか?お買い物で付与されたポイントを貯めて、使い道がなければ現金に交換出来るのです。
 
さらにインターネット上ではポイント同士を交換する専門のサービスが存在します。様々な種類のポイントをひとまとめにすることで利便性を高め、さらには現金に交換出来るという、いわば『ポイントの両替所』です。
 
全てのポイントが現金に交換出来るわけではありませんが、こうしたサイトを利用することでポイントの利用幅が大きく広がります。
 
ここまでくると、ポイント=疑似通貨という概念もあながち大げさとは言えませんね。
 
 

結局ポイントはいらなくなる日がくるのでは?

 
本来は『値引き』に代わるサービスとして誕生したはずのポイントが、最終的にお金そのものに形を変えられるとすれば、そもそもポイントを発行する意味がありません。
 
前述のように全てのポイントが現金に交換出来るわけではありませんが、今後このポイント交換サービスが進化していくことで限りなく流動性が高まっていくでしょう。
 
とすれば『そもそもポイントなどいらないから現金で値引きしてくれるほうが良い』と原点回帰してしまいそうです。
 
それでも「値引きよりポイント還元の方がお得です」と言われれば、結局ポイントを貯めてしまう人も少なくないでしょう。
 
しかし最終的に現金へ交換する人が増えてくると、ポイント発行企業が『顧客の囲い込み』という本来の目的を果たせずに、値引き以上のポイントを還元するだけになってしまいます。
 
そう考えると、大きな商取引の流れとしてみれば今のポイント制そのものに疑問を感じます。
 
 

 ポイントの信頼性について

 
ポイントは国が発行している通貨とは違います。
 
しかも法の整備が進むよりも速いスピードで浸透し、かつ前述のように進化しています。オマケとして付与されていたポイントが、通貨に近い存在として一人歩きしてしまっている状態です。
 
もし発行元企業が破綻してしまった場合、貯めていたポイントについての保証がないのです。
 
大手の企業が発行しているポイントについては、そう神経質にならなくても良いかもしれません。しかし数年前に大きな詐欺事件も国内で発生しています。
 
『円天詐欺事件』については記憶に新しい方も多いと思いますが、疑似通貨を利用した詐欺事件です。出資金に対する配当を高率のポイントで付与し、のちに破綻してしまった事件ですね。
 
この円天ポイントが擬似通貨として消費生活に利用されていたのですから、法の整備がきちんとしていれば(引当金として企業が負債計上するなど)、これだけ大きな被害にはならなかったかもしれません。
 
 

 ポイントと通貨の役割はどう変わっていくのか

 
ともあれ、これだけ生活に浸透している各種ポイント制度がなくなるとは考え難いですが、今後さらに流動性が高まっていく事は容易に想像出来ます。
 
そして現在流通しているポイントが、より集約されていくような気がします。なぜなら商取引の手法は常に消費者の声を反映して進化してきたからです。
 
そうなると、ポイントは『疑似通貨』ではなく『仮想通貨』のような位置付けになっていきます。より通貨に近い役割として存在を大きなものとしていくでしょう。
 
それに応じて法の整備や運用会社のモラルが問われるようになってくると思いますが、はたしてその時に通貨の果たす役割がどのように変化しているのか、それはもう少し先にならないと想像が難しそうです。
 
 

ポイントはサラリーマンの味方となるか

 
近い将来、ポイントを現金と同じように管理・運用していく時代が来るかもしれませんね。
 
ポイントを銀行預金のように預けたり、投資で運用したりといった使われ方をするかもしれない、などと想像するのは大袈裟でしょうか。
 
お小遣い制の男性サラリーマンの方々は、積極的に奥様の買い物を手伝う事でポイントを貯めておくと良いかもしれません。
 
へそくりとして役に立つ日が来るかもしれませんよ。
 
 
 
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