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自己責任で。

小さな話をタレ流す雑記ブログ

男は痴漢に遭っても抵抗出来ない?

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都心に勤めているサラリーマンにとって『満員電車』は苦痛以外の何物でもありません。私も新卒で就職した会社が東京だったため、満員電車に揺られていた時期がありました。
 
東京駅で乗り換える際、駅員さんがギュウギュウに乗客を押し込んでる姿を今でも覚えています。といっても20年も昔の話ですが。 

 

私が社会に人になって、その満員電車にもどうにか慣れてきた頃の話です。
 
いつものように電車に押し込まれて通勤している途中、お尻に妙な違和感を感じました。何かが当たっているというよりは優しく包まれている感じがしたのです。それでも最初は気にしなかったのですが、次第にモゾモゾと撫でまわすように動き始めました。
 
 
私の周りには男性しかおらず、ほとんどが背を向けていました。よもや男性が男性に痴漢行為をするなど考えも及ばなかったですし、満員電車の中という状況を考えれば仕方ないとも思いましたが、どうにも不自然な感触がお尻のあたりを刺激していました。
 
電車の揺れに合わせて、ふと斜め後ろを振り返ると色白の男性と目が合いました。パッと見の印象では30代前半位の、どこにでもいるサラリーマン。しかし表情を変えずに私の目をジッと見ていたので、少々気味が悪く感じました。
 
 
 
 
まさかね、と思い無視していたのですが、次の瞬間『ムニッ』と右側のお尻を握られました。
 
混乱しながらも、さすがにこれは『ヤバい』と直感し、どうにか手を払いのけようと思ったのですが、ギュウギュウ詰めの電車の中でカバンを抱えていては思うように動けません。
 
モゾモゾと腰をくねらせながら抵抗したのですが、次第にその手が股の間に侵入してきました。両腿に目一杯の力を込めて抵抗し、電車の揺れに合わせて向きを変えたりしながら必死に抵抗してました。
 
 
そんな死闘を繰り広げること数分間、次の停車駅に電車が停まったと同時に人ごみを掻き分けて、一目散にホームへ降りました。とにかくその場を離れたくて、後ろを振り返らずウロウロさまよい歩いて、なぜか別のホームに立ってました。気がつくと汗ビッショリで心臓もドキドキと高鳴っていました。
 
とにかく落ち着くために喫煙所で一服し、呼吸を落ち着かせて汗を拭いていました。情けないことに、何も出来ずに逃げてきてしまったのです。どうして良いか分からず、2本目・3本目とタバコに火をつけて、しばらく放心していたのを覚えています。
 
 
友人や同僚の女性からも、痴漢に遭ったという話を何度か聞かされていました。その時は「腕を掴んで大声あげればいいじゃん」と威勢のいい事を言ってましたが、いざ自分が遭遇すると何も出来ません(汗)。これが女性なら尚更だろうなと妙に納得してしまいました。
 
今になってみれば、サラリーマンならではの貴重な体験だったと割り切れるようになりました。が、その時は言いようのない恐怖と何も出来なかった自己嫌悪で、しばらく落ち込みました。何せ男性にとって痴漢されるというのは、一生に一度あるかないかの体験ですから。
 
願わくば痴漢をしてきた相手が男性ではなく女性であったら、などと不謹慎な事を考えてしまうのは悲しい男の性でしょうか(反省)。
 
 
 
 
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